商品名の由来

商品名はどうやって決めたの

商品名は、創業者の両親の名前に由来しています。
「久代(きゅうだい)」は、母、久代(ひさよ)「一庄(いっしょう)」は、父、庄一(しょういち)からです。

創業者の家庭では、子供の頃から「海苔の佃煮」は、母の手作りだったそうで、「海苔の佃煮」といえば「母」を連想するそうです。
そう言った経緯もあって「海苔の佃煮」の商品化を計画したときに最初に決まったのが、商品名です。

社名について

社名は、2020年9月に今の社名に変更しています。社名は、色々な検討をしましたが、どれも採用するには至りませんでした。そんな時に『商品名の久代を社名にしてはどうか』という案が上がりました。

創業者の「母、久代」は、大正15年5月生まれで、7ヵ月の低出生体重児の早産児で生まれてきたそうです。

当時、助産師さんから『この子は生きることが難しい』と言われたそうで、医師からも『保育器に入れても1週間の命』と言われ、久代の両親は、自宅の隅に生まれたままの久代をそのまま寝かせていたそうです。

5月という季節が幸いしたのか、1週間経っても飲まず食わすで息をしている娘にダメもとでと「重湯」をガーゼに浸し、少しずつ口に含ませたら吸いだしたので、『この子には生きる力がある』と言って父親が慌てて役場に名前の届けを出したそうです。

父親は『どの様な時にもくしく強く生きてほしい」という願いを込めて「久代」と命名したそうです。その名の通り、小柄な創業者の「母、久代」は、今、現在も逞しく生きております。

この「生きる力」にあやかろうと言うことになり、社名も「久代」にしました。